月の名前の覚え方

2008/09/11

今回は月の名前の覚え方を紹介します。

まずは、覚え方。
1月January 1月だ!ジャーン!ぬ?あり?(およびでなかったか?)
2月Februay 2月は寒い!ふえー、ブル、あり?...
3月March 雛人形のマーチ
4月April 4月バカ、エイプリル・フール
5月May 5月生まれの「さつき」と「めい」(となりのトトロより)
6月June ろくでなしのジュン
7月July 7月たなばた、永遠の愛を樹立する
8月August 8月あまりの暑さに、王がストライキ?!
または、熱き話に英雄ぐすっと涙する
9月September 月夜にせっぷん、テメー(何するんだ)バーン
10月October 銃置くとバーン
11月November 1ならび!No!勉強せい!バーン
(いちいち述べん!バーン)
12月December 1,2で、攻めるぞ、バーン

さて、いま使われている暦は「グレゴリウス暦」といいますが、これは、今から2000年以上も前に、ローマ皇帝ユリウス・カエサル(英語名ジュリアス・シーザー)が決めた「ユリウス暦」をもとにしています。
ユリウスは「1・3・5・7・9・11を大の月、残りを小の月」というように規則正しく決めました。ただし、これでは366日になるので、うるう年でない年は2月だけ1日減らして29日にしました。そして、7月に自分の名前をつけたのです(=July。ユリウス=Julius)
ユリウスのあとを継いだ皇帝がアウグスツスで、彼は自分が戦争に勝った記念日である8月に自分の名前をつけました(=August。アウグスツス=Augustus)。ところが、自分の月が小の月なのはいやだといって、8月を大の月にしたのです。そうすると、7,8,9と大の月がならんでしまうので、9月を小、10月を大というふうに、9月以降の大小を逆にしたのです。すると、1年が1日ふえ、367日になるので、2月をさらに1日減らして28日にしたのです。
以上は「秘伝の算数・入門編(東京出版)」p53にのっている話を少しアレンジしたのですが、このユリウス、アウグスツスのために、実際は7番目の月が9月になり、8番目が10月に、9番目が11月に、10番目が12月になったようです。
というのは、9月はSeptemberですが、これはSevenと似てますね。10月はOctoberですが、Octoというのは8を意味しますね。(8本足のタコをOctopusといいますね。)11月のNovemberはNineのNだし、12月のDecはデシリットルなどに使われるDeciですね。
これを覚えておくと、9月以降の月の名を間違うことはずいぶん減るのではないでしょうか。(もちろん、「銃置くとバーン」は個人的に好きなのですが)