千葉県公立高校の入試平均点17年間の動き

2018/06/05

5月22日(日)に保護者会をしました。公立高校入試、私立高校入試の概要をお話ししたのですが、その中で千葉県の公立高校入試の平均点の話が出ました。

5月16日に千葉県教育委員会のホームページに今年2月3月に行われた公立高校入学者選抜学力検査の結果がアップされましたが、それによると、今回の入試の平均点は前期が294.3点、後期が290.9点だったとのことです。また、平成26年度の前期251.9点、後期280.7点からこの5年間で次第に平均点が上昇しているようです。(次の写真)

では過去の推移はどうなっているのかとご質問いただいたので、あすみが丘プロダクティブで持っている平均点データの一番古い平成14年度から18年度の平均点をみてみると、平成14年度は316.2点だったのが、15年度に290.2点になり、その後は297.4、306.9、303.9と平成14年から18年は300点前後で推移しています。(次の写真)

ところが、平成19年度の292.7点から20年度265.1点、21年度222.9点とこの3年間で急落します。(次の写真)

その後は22年度237.6点、23年度前期258.9、後期258.1と上昇し、その後は次の写真のように、25年度前期に232,3点に落ちた後は前期も後期も上昇、最初に書いた5年間の上昇となり、今回の入試の平均点は前期が294.3点、後期が290.9点になっています。

このように見ていくと、平均点はしばらく300点前後で続くのではないか、と思われますが、どうでしょうか?