角柱の頂点の数、辺の数(小5、小2)

2013/02/05

 算数の小学校5年下の教科書に「角柱の頂点の数、辺の数」を書かせる問題があります。3角柱の頂点の数は6、辺の数は9です。4角柱の頂点は8、辺の数は12、5角柱の頂点の数は10、辺の数は15です。
さて、この問題をとくときに、頂点や辺をひとつひとつ数えながら答える子がいます。そんな子は3角柱、4角柱ならOKですが、5角柱や、教科書にはありませんが、6角柱や8角柱の頂点や辺の数を数えるときには、数え間違いをすることが多いですね。いや、もうはじめからやる気をなくしている子もいるでしょう。
しかし、
「頂点の数は、底面の角の数の2倍。辺の数は底面の角の数の3倍」
というルールを教えてあげれば、何角柱であってもすぐに答えられるのではないでしょうか?たとえ12角柱であっても、頂点の数は24、辺の数は36、と即答できますね。

さらに言えば、小学校の2年生下で「はこの形」を学ぶときに、「はこの形」のちょう点の数や辺の数を書かせますが、ここで、「はこの形のちょう点は(下の)面の角の数の2倍、辺の数は(下の)面の角の数の(上の面、下の面、横の面の分があるので)3倍」ということを教えてあげてもいいのではないでしょうか?もちろん「興味をもっている」子に対してですが...