傾きと1点を通る直線の式を求める方法はわかっても

2017/11/14

10月から「あすプロ」に通い始めたM.Yさん。傾きと1点を通る直線の式を求める問題4問、すべて間違ってしまいました。しかし、y=ax+bとおいて、aに傾き、x,yに1点の座標を代入して求める、というやり方はわかっている様子。例えば、点(-3、2)を通り、傾き2の直線を求めるときに、a=2とx=-3、y=2をy=ax+bに代入して2=2x(-3)+b、2=-6+bは書いています。ところが、その後、b=-4と書いて間違っています。4問すべてa、x、yを代入した式はできているのですが、そこからbを求めるときに間違っていました。そこで、塾長は「まず、-6を移行した式、つまり2+6=bを書いて、それからb=8を書くように」指導しました。これにより、M.Yさんは4問すべて正解するようになりました。このように、計算で間違う人はいくつかの手順を一度に頭でやろうとして間違っている、という人が多い。だから、計算手順を分解する=セグメント化し、その手順ひとつひとつの式を書いて確認しながら次の計算に進めるように指導すると、できるようになります。これが、「あすプロ」の計算セグメンテーション・テクニックなのです。