同位角と錯角

2007/04/26

同位角というのがあります。
教科書には図が書いてあり、各角にaからhまでがふってあり、
「2直線l,mに直線nが交わっており、...角aと角eのような位置にある2つの角を同位角といいます」
わかる生徒はわかるんだけれど、わからない子はbとfが同位角ということがわからないし、それがわかっても、交わるnの向きがかわったらわからない。
それは、「同位角」ということばを説明していないから。

こう言えばわかるのではないですか?
「(平行な)2直線にもう一本の直線が交わっているとき、2つの交点からみて、右上どうし、右下どうし、左上どうし、左下どうし、の関係にある角を、(同じ右下どうし,,,というように、)交点からみて同じ位置にある角なので、同位角という」
同位角が問題となるのは、平行線の場合がほとんどなので、「ほとんどの場合、平行な2直線」といってしまってもいいのではないでしょうか。

ちなみに、錯角は「(平行線の内側にあり)、右下と左上、左下と右上、というように、上下左右が逆の位置にある角を錯角という」